2016年2月28日日曜日

2016年11月2日(水) 二十五絃箏リサイタル

リサイタル、終了いたしました。
たくさんのご来場ありがとうございました。

とても幅広い層からのご来場に、今後の活動の方向性を改めて考える良い機会となりました。
ご協力いただきましたみなさまに感謝申し上げます。
(当HP、discographyより、当日の音を少しお聴きいただけます。)




リサイタル開催します。
文化庁新進芸術家国内研修制度にてはじめた二十五絃箏。
活動の中心は、この楽器での演奏となっています。
自らの活動を振り返り、次に進む有意義なコンサートとしたいと思っています。

また、今年1月のNY公演に続き、アーツカウンシル東京の助成をいただくことになりました。












山本亜美 二十五絃箏リサイタル 〜紡ぐ、箏 歌〜
11月2日(水)
近江楽堂(東京オペラシティ)
18:30 開場 19:00開演 /  ¥3000 (当日¥3500)
ゲスト 青山恵子(メゾソプラノ)

プログラム
1.「記憶」 
今年1月にNYにて出会った、画家花房壽夫氏との印象や影響を即興であらわします。 

2.「3つのスケッチ」 森亜紀 作曲 《初演》
光のスケッチ/水のスケッチ/光のスケッチ

森氏の作品からは、とても共感できる事が多く、この度も書き下ろしていただきました。
お互いの意見を交換しつつ、また新たな作品が生まれました。
それぞれに、作曲者の一面がみえ、とても大切な作品がまた一つ増えました。

3.「雪はふる」 湯浅譲二 作曲  三好達治 詩
弾き歌いによる作品。
この度のリサイタル開催場所を近江楽堂に決めた最大の理由がこの作品。
響きの多い会場で、歌と箏が混ざり合う瞬間を自身でも感じながら、心して演奏したいとおもっています。難曲ですが、今のできる限りで表現できればと考えています。


4.「万葉・恋の譜1」 新実徳英 作曲  万葉集  《改定初演》
ゲストの青山惠子氏との共演となるこの作品は、昨年初演しました。
このたび、あらたに書き加えられ、改定初演となります。
とてもドラマチックな音とともに、時に力強く、繊細に演奏したいと思っています。

5.「北原白秋抒情小曲集 おもひで より」 高橋久美子 作曲 北原白秋 詩 《初演》
水ヒヤシンス/朝/歌ひ時計

この秋に、高橋久美子・青山惠子両氏によるCD「Cross Road2」発売されます。
先日、この作品も録音終了しました。
白秋の世界感がとても色濃くでているこの作品。弾くたびに、どんどん奥深くに連れていかれそうな音たちです。 



6.「つむぐ」 森亜紀 作曲
昨年リリースしたソロアルバムのタイトルにもなり、この2年間もっとも演奏会数が多い作品であり、たくさんの方から共感いただいています。
この「つむぐ」によって今回のコンサートをすべて包みたいと思っています。


歌と箏をテーマに、また歌が聴こえてくるように。
みなさまのご来場をお待ち申し上げております。






青山恵子(メゾソプラノ)

東京藝術大学声楽科卒業、同大学院博士課程修了。声楽を森山俊雄、須賀靖和、畑中更予、邦楽を西垣勇三、平井澄子、民謡を本條秀太郎、早坂光枝の各氏に師事。’87年声楽では日本初の博士号を、テーマ「日本歌曲の歌唱法の実践的研究」~伝統音楽との接点~で取得。博士号取得記念リサイタル「安達ケ原の鬼女」サントリーホールを開催。その後も洋楽と伝統音楽の歌唱法の融合を研究し、リサイタルや講演会等で成果を発表している。日本歌曲はもとより邦楽器伴奏の作品や語り物、モノオペラなど様々なジャンルに取り組み、その声と日本語の美しさには定評を得ている。

’75年四家文子主宰・波の会「第1回日本歌曲コンクール」1位、’98年ミュージックペンクラブ「コンサート・パフォーマンス賞」を受賞。

CD「青山恵子名歌集~紡ぎゆく歌ものがたり~」、中島はる作曲「白い曼珠沙華」、増本伎共子作曲「あはれ」、猪本隆作曲「語り歌曲の世界」「悲歌」、新実徳英作曲「白いうた青いうた」などがある。

島根県出雲市出身。東京室内歌劇場会員。奏楽堂「日本歌曲コンクール」審査委員。

主な演奏履歴・・・音楽之友社「シリーズ日本歌曲の歩みと調べ」、平井康三郎主宰・詩と音楽の会「新曲発表コンサート」ほかレギュラー参加公演多数。’93年 増本伎共子作曲オペラ「浅茅ヶ宿」(宮木)、2000年 リサイタル「白い秋」紀尾井ホール、’02年 リサイタル「安達ケ原の鬼女」東京文化会館小ホール、’04年 リサイタル「クリスマスコンサート~橋本国彦生誕百年に寄せて」津田ホール、’05年 リサイタル「韻~ひびき~」東京文化会館小ホール、’06年 リサイタル「間宮芳生の世界~民謡そして語り~」津田ホール、’08年 山田耕筰作曲オペラ「黒船-夜明け」(お松)新国立劇場、アルベルト・カルーソ作曲オペラ「星の王子さま」(狐)紀尾井ホール、’09年 リサイタル「和と洋~華麗なる融合を求めて」津田ホール、’11年 「ミュージック・フロム・ジャパン・フェスティバル」NY, ワシントンDC、リサイタル「新実徳英の歌宇宙」津田ホール、ほか参加公演多数。

また、近年は新作の委嘱も積極的に行い数多く初演している。









NY公演報告♪



1月14日〜アーツカウンシル東京の助成をいただき、NYにて公演してきました。
一つは、以前より関わるStrings&Serpentsの企画にて二つの公演や制作。
この企画での渡米も3回目。

(←Benoit Delbecq(左)とAndy Milen(右))

彼らとのやりとりも随分スムーズになりました。それぞれのキャラクターも良くわかって、ツアーを重ねることの大切さをとても強く感じた今回。それぞれの経験も合わさり、
ピンポイントに演奏できるようになってきたように。数は大事・・・だなぁ。





今回は、NY在住の木村伶香能さんに加わっていただきました。
とってもいい雰囲気を一緒に作っていただきメンバーと感謝いっぱいです!
ありがとうございました^^
すぐにまた次を感じるいい感触のコンサートでした。













そして、二十五絃箏奏者としてソロでの活動も根付かせたく、Stephan Globus氏の招待をいただき、Globus和室にても公演をしてきました。(↓左 画家・花房壽夫氏、右Stephan Globus氏)

まずは、花房氏の個展が始まる初日のレセプションパーティーにての演奏。
「Fifth Dimension」の門出に演奏できる事、本当にいい経験をさせていただきました。
何を奏するか、考えましたがやはり絵を見て感じる世界を伝えたいと思い、即興にしました。
一番強く感じた「風」をテーマに。
 花房氏の生き方は、とてもストレートでかつ信念を貫くのですが・・人を巻き込むのでなく、すーっと通り過ぎてゆくような方でした。
ただ、その痕跡はとても強い。
直接お話をできる機会、作品とコラボできた事は私にとってとても貴重な経験となりました。
その後、アトリエにお招きいただき一つひとつ丁寧に作品の説明をいただきました。

「選ぶのは自ら そして、自らの記憶を頼りに」
「音楽ではなく Sound Artである」

これらは、私の指針となりそうです。



ソロでのコンサート、そしてNY在住の邦楽演奏家とのジャムセッション。
このような企画をいただいた、Stephan Globus氏に最大の感謝です。